
中国の法人出張がAIで進化。今週開催されたFeishu Infinite Future Conferenceで、Trip.comグループの法人部門Trip.Bizは、ByteDanceの新しい生産性スイート「Doubao Work」との深い連携を披露しました。これにより、従業員は独立した旅行ポータルを使うことなく、チャットインターフェースを通じて規定に沿った航空券やホテルの予約が可能に。Trip.Bizによると、通常10ステップ・15分かかる予約プロセスが、わずか3ステップ・2分以内で完了します。AIエージェントは企業の出張規定、利用者の過去の好み、リアルタイムの在庫情報を自動で参照し、最適な旅程を提案。規定違反の予約や手動承認を大幅に削減します。モビリティマネージャーにとっては、会話型インターフェースと規定対応の自動化への転換を示す動きです。さらに、Doubao Workは人事や経費精算も管理しているため、出張データは経費報告や安全管理ダッシュボードに直接反映され、国境を越えた社員の動きをより可視化します。初期導入企業には、広東省と上海間を頻繁に行き来する深圳のハードウェアメーカーが含まれます。アナリストは、中国の旅行テック企業がAIをスーパ―アプリのエコシステムに組み込み、従来のグローバル流通システムを飛び越えていると指摘。成功すれば、WeChat WorkやDingTalkとの類似連携も進み、中国法人の多国籍企業にとってAI主導の予約が新常識になる可能性があります。
出典: ChinaTravelNews