
インドのU23世界レスリング選手権(ラスベガス開催)への準備は、10月7日にニューデリーの米大使館で16人の選手のうち9人がビザを拒否されたことで大きな打撃を受けた。多くがジュニア世界メダリストであるレスラーたちに対し、当局は「20歳未満で無職」という理由で申請を却下したと伝え、インドレスリング連盟(WFI)に激しい反発を招いている。10月12日から18日に予定されるこの大会は、今後のトップ大会への重要な予選であり、コーチ陣は仮に異議申し立てで遅れて承認されたとしても、現地順応の時間がほとんど残らないことを懸念している。WFIは国際レスリング連盟(UWW)と米大使館に対し、国際連盟が認めるスポーツ専用のB-1/B-2ビザ免除措置の下での渡航であることを理由に迅速な再審査を求める書簡を送付した。インドのスポーツ選手に対するビザ拒否はこれまでもあったが、今回の規模は若年かつ無職の選手が「強い結びつき」を証明する難しさを改めて浮き彫りにしている。スポーツ移動の専門家は、チームが政府発行の保証書やより確実な財政的裏付けを提出し、領事の疑念を事前に払拭すべきだと指摘する。企業スポンサーやメディア権利保有者にとっては、インドの出場選手数減少が視聴者の関心や契約上の成果に影響を及ぼす可能性がある。スポーツ代表団の渡航管理者は大使館の対応期限を注視し、ビザが覆らない場合は代替の大会参加も検討すべきだ。今回の事例は、米国がパフォーマー向けのPビザのように、若年選手の雇用状況に左右されないスポーツイベント専用ビザを設けるべきかという議論も呼び起こしている。
出典: Times of India