
スイスの象徴的な観光列車「グレッシャー・エクスプレス」は、3月12日17時に、クール~ブリーク区間で発生していた運行トラブルが解消され、3月13日から全列車が時刻表通りに運行されることを発表しました。ヴァレー州とグラウビュンデン州の冬季観光やホスピタリティ産業に欠かせないこの豪華なパノラマ列車は、ディゼントリス付近での信号故障と大雪の影響で24時間部分運休を余儀なくされました。運休期間中、乗客はバスによる代行輸送を強いられ、乗り継ぎの列車に間に合わないケースも発生。ツェルマットやサンモリッツのホテル関係者は、ゲスト対応のため急遽ミニバスを手配するなど対応に追われました。地元観光局の推計では、約1,400席の座席予約に影響が出たとされ、プレミアム鉄道サービスであってもインフラのトラブルには弱いことを改めて示しました。レーティッシュ鉄道(RhB)とマッターホルン・ゴッタルド鉄道のRailCareチームは、好天とドローンによる点検の助けを借りて夜間に緊急修理を完了し、運行再開を早めました。チケット販売プラットフォームは自動的に座席在庫を復元しており、影響を受けた乗客はグレッシャー・エクスプレスの規約およびSBBの乗客権利規定に基づき、全額返金または無料の変更が可能です。モビリティプランナーにとっては、インセンティブ旅行の行程に柔軟性を持たせ、DMCや鉄道事業者とのリアルタイム連絡体制を維持する重要性を示す事例となりました。来週アルプスでのオフサイトを予約している企業は、残存する車両の運用調整により若干の時刻変更が生じる可能性があるため、座席確保の再確認を推奨します。