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FWOと国境警備隊、南東クイーンズランドのホスピタリティ業界で482ビザの不正使用を一斉摘発

6月 16, 2026
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FWOと国境警備隊、南東クイーンズランドのホスピタリティ業界で482ビザの不正使用を一斉摘発
オーストラリアの規制当局は、今週の始まりにブリスベン、サンシャインコースト、モートンベイの約40のレストランやカフェを対象に、予告なしのコンプライアンス強化検査を実施しました。フェアワーク監察官(FWO)とオーストラリア国境警備隊(ABF)のスポンサー監視担当者は6月2日に同時に現地入りし、6月15日まで継続的に店舗を訪問しています。対象は一時技能不足(サブクラス482)ビザ保持者の雇用主で、特にシェフが最も多い職種です。

この合同タスクフォースは、2024年施行の移民改正法(雇用主コンプライアンス強化法)に基づくもので、ABFに新たな権限が付与され、移民搾取が発覚した場合には施設への立ち入りや民事・刑事罰の科すことが可能となりました。検査では、給与記録の監査、多言語でのスタッフ面談、VEVOを使ったビザの就労権確認の実演が行われました。また、移民の身分を利用した労働者への脅迫は、2年の懲役および高額な罰金の対象となることも警告されました。

FWOと国境警備隊、南東クイーンズランドのホスピタリティ業界で482ビザの不正使用を一斉摘発


ファーストフードやカジュアルダイニングのフランチャイズを展開する多国籍企業にとって、この一斉検査は、ビザ発給後もスポンサーとしての義務が続くことを改めて認識させるものです。条件8607により、482ビザ保持者はスポンサー企業で指名された職種のみで働くことが求められ、変更があれば28日以内に内務省へ通知しなければなりません。これを怠ると、違反通知や公表のリスクがあります。

また、検査では告発を促進する政府のパイロットプログラムも紹介されました。職場正義ビザや報告保護強化パイロットに関するリーフレットが配布され、搾取された移民が賃金請求を行う間、合法的にオーストラリアに滞在できる仕組みが説明されました。FWOのデータによると、2017年以降、ビザ保持者に関わる訴訟は171件、罰金総額は3,900万豪ドルに上りますが、規制当局は今回のような情報主導の積極的監査が真の効果をもたらすと見ています。

人事やモビリティ担当者へのメッセージは明確です。規制当局に先んじて、勤務表、給与明細、就労権記録の抜き打ちチェックを行いましょう。必要に応じて給与明細の翻訳を提供し、指名記録を常に最新に保ち、フランチャイジーにも刑事責任の厳しさを理解させることが重要です。政府が「永久的な一時滞在の終焉」を政治的に掲げていることから、2026年以降も取り締まりは一層強化される見込みです。
出典: Fair Work Ombudsman media release

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