
2026年6月23日、アペックスブラジルのブラジリア本部で開催された第2回EU-ブラジル投資フォーラムには、400人の官僚や経営者が集まり、デジタルインフラ、グリーン水素、重要鉱物分野で120億ユーロ規模のパイプラインについて議論しました。資本の流れが注目される中、「人材、スキル、持続可能なモビリティ」をテーマにしたパネルでは、今後発効予定のEU-メルコスール連合協定が短期派遣をどのように円滑化するかが静かに議論されました。CEBRIが入手した草案付属文書には、企業内転勤者やサービス提供者に対する90日間のビザ免除、工学およびIT学位の相互承認、カナダのグローバルスキル戦略をモデルにした信頼雇用者制度の試行導入が提案されています。欧州委員のヨゼフ・シケラ氏は、ブラジルの労働許可証処理のデジタル化とアマゾン地域での英語職業訓練拡充のために1億3500万ユーロのEU資金提供を確認しました。ブラジルの多国籍企業であるヴァーレやエンブラエルは、輸入機器の保守を担当するEU技術者の迅速な入国ルートを求め、一方でドイツの中小企業はプロジェクトベースの派遣における給与税の複雑さ軽減をブラジリアに要望しました。アペックスブラジルのマルシア・ネジャイム会長は、新たな「モビリティ章」に関するパブリックコメントが7月に開始されると発表しました。人事・モビリティ担当者にとって、このフォーラムの成果は、協定発効後に現在6〜8週間かかっている短期労働ビザの手続きが10日以内に大幅短縮される可能性を示唆しています。企業は恩恵を受ける可能性のある職務を洗い出し、今後導入される信頼雇用者認定に対応したコンプライアンス体制の整備を進めるべきでしょう。