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香港、対中車両越境課税200香港ドルの導入を断念

1月 31, 2026
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香港、対中車両越境課税200香港ドルの導入を断念
香港政府は、中国本土への出発時に民間車両に1回あたり200香港ドル(約26米ドル)の「境界施設料金」を課すという物議を醸した計画を、施行予定の約2か月前に撤回しました。1月30日、財政長官のクリストファー・ホイ氏は議会で「市民の懸念を受け止めた」と述べ、当面この措置を見送ると発表しました。同日にはもう一つの政策転換も発表されています。

この料金は2025~26年度の予算案で、870億香港ドルの財政赤字を補填し、港珠澳大橋や深セン湾口岸などの国境管理施設の維持費を賄うために導入される予定でした。しかし、商工会議所や越境物流企業、観光業者からは、パンデミック前の水準に回復しつつある旅行需要に対し、コスト増と事務手続きの負担が重くなるとの懸念が上がっていました。運輸署のデータによると、2025年第4四半期には約1万4,000台の香港登録の民間車両が毎日広東省との陸路国境を越えていました。

香港、対中車両越境課税200香港ドルの導入を断念


企業経営者は、この料金が大湾区内の工場訪問や顧客との打ち合わせなどの臨時の往訪を抑制すると懸念しています。大湾区では、閉鎖道路許可証制度の厳格なスロット予約ルールにより、香港車両の本土道路走行台数が既に制限されています。旅行管理会社CWTの試算では、月に3往復する営業マネージャーの場合、年間約8,000香港ドルの追加負担になると見込まれていました。

料金の見送りにより、前海協力区や南沙自由貿易区など、才能や投資家の自由な移動を基盤とする越境統合プロジェクトの勢いを維持したい考えです。しかし、財政赤字は依然として残っており、経済学者は2026~27年度予算で道路通行料の引き上げや観光税の導入など、代替的な収入策が示される可能性が高いと見ています。現時点では越境ドライバーにとっては一息つける状況ですが、この議論は、公共財政の健全化と競争力維持の狭間で交通課徴金がいかに政治的な焦点となり得るかを浮き彫りにしています。
出典: South China Morning Post

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