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EUとスイス、「二国間協定III」締結:キアッソを越えるイタリアの運送業者に与える影響とは

3月 3, 2026
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EUとスイス、「二国間協定III」締結:キアッソを越えるイタリアの運送業者に与える影響とは
欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長とスイスのギー・パルメラン大統領は、2026年3月2日に長らく停滞していた「二国間協定III」パッケージを締結しました。多くの報道はエネルギーや研究分野に注目しましたが、この協定はイタリアの物流企業が頻繁に利用するキアッソおよびドモドッソラ回廊に直接影響を与える輸送関連の取り決めも改正しています。

【道路輸送の主なポイント】
スイスの外国車両による国内カボタージュ禁止は維持され、イタリアの運送業者がスイス国内の複数停車ルートで配送を行う期待は潰えました。しかし、許可証の割当枠は簡素化され、EU加盟国(イタリアを含む)登録のユーロVIトラックに対し年間最大5,000件の通過許可が追加されます。これはゴッタルドトンネルの渋滞緩和を目的とした12%の増枠です。

EUとスイス、「二国間協定III」締結:キアッソを越えるイタリアの運送業者に与える影響とは


【通関とデジタル化】
新たなプロトコルにより、電子運送状(e-CMR)の相互承認が義務付けられ、2028年までにワンストップ通関の実現が見込まれています。ヴェローナとバーゼル間でパイロット運用中のe-TIRシステムを利用するイタリアの貨物フォワーダーは、2027年半ばまでにペーパーレス処理が可能になる見通しです。

【鉄道および複合輸送】
シンプルン線経由のメルツォ-フライブルク間を運行するインターモーダル事業者には、確保された線路枠と上限設定されたターミナル料金が提供され、イタリアのモーダルシフト戦略を後押しします。トレニタリアのメルチタリア部門は、「ラスタットトンネルの改修によるアルプス鉄道貨物の容量不足が深刻化する中で、法的安定性をもたらす重要な合意」と評価しています。

【ビジネスへのアドバイス】
荷主は現在の許可証使用状況を見直し、拡大された割当枠に向けてユーロVI車両の事前登録を行うべきです。物流管理者はスイスの厳格な運転時間規制を考慮し続ける必要があり、カボタージュ自由化を前提とした入札価格設定はもはやできません。
出典: Trans.info

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