
オランダ語メディア「Mallorca Nieuws」によると、EUの入出国システム(EES)が4月10日に稼働を開始して以来、パルマ・デ・マヨルカに到着する非EU圏の乗客は、生体認証キオスクの通過に最大3時間を要することがあるという。6月17日には、バレアレス諸島の旅行代理店連盟Avibaが、ツアーグループが次のバスに乗り遅れる事態を受け、緊急の人員増強と案内表示の改善を求めた。EESでは、シェンゲン圏に初めて入国する際に、パスポートのスタンプに代わり、指紋4本と顔写真の登録が義務付けられている。実験室での処理は1人あたり60秒未満だが、技術に不慣れな家族連れの実際の対応では時間がかかり、混雑が断続的に発生している。国家警察は、ほとんどの日は流れが「管理可能」としているものの、英国からの正午のピーク到着に備え補助要員を配置していると認めている。ビジネス関係者には、島内での顧客訪問や外出先での会議には余裕を持った時間設定を推奨している。これまで手動ブースを利用していたVIPサービスも現在は同じキオスクを通過しており、ターミナルCではプレミアムレーンの試験運用が行われている。航空会社は乗務員に対し、機内で乗客に説明し、解説動画へのQRコードを配布するよう指示している。Avibaは内務省、空港運営会社Aena、航空会社に対し、ツアーオペレーターが送迎バスの運行をリアルタイムで調整できる共同ダッシュボードの設置を求めている。これが成功すれば、8月の皆既日食観光シーズン前にマラガやアリカンテでも導入される可能性がある。
出典: Mallorca Nieuws