
ケベック州の事業者に朗報です。ケベック州移民省(MIFI)は6月25日、人気のケベック経験プログラム(Programme de l’expérience québécoise、QEP)を2026年7月2日から2028年7月2日までの2年間限定で再開すると発表しました。この内容はCrown World Mobilityの週刊速報でまとめられています。QEPは2025年末に純移民数削減を目的とした大規模な見直しの一環で突然停止されていましたが、今回の再開により、2025年11月19日以前に卒業または就労経験を持つケベックの卒業生や技能レベル0~3の一時的外国人労働者が、永住権取得の第一歩となるケベック選択証明書(Certificat de sélection du Québec)を再び申請可能となります。2026年7月2日から10月31日まではグローバルな受け入れ上限は設けられませんが、通常の技能労働者枠では処理過多を避けるため招待数が制限されます。申請者はフランス語の筆記レベル5、口頭レベル7の基準を満たし、経済的自立を証明する必要があります。卒業生は卒業証書発行日から3年間の猶予期間があり、労働者は州内での就労経験が最低24ヶ月必要です。人事担当者は直ちにモントリオールやケベックシティの従業員を調査し、昨年資格を失ったが今回再び永住権申請が可能となるスタッフを特定すべきです。なぜ重要かというと、QEP停止により労働者がポイント制の遅いルートに流れ、ケベック州の企業は国際人材の確保に苦戦してきました。今回の一時的な再開は、予測可能で企業に優しいルートを復活させ、主要なバッテリー工場投資を控えたエンジニア獲得競争の中で人材流出を抑える効果が期待されます。州は2028年以降、QEPを技能重視の選考モデルに置き換える可能性を示唆しており、企業は対象従業員に対し、この2年間の申請期間内に手続きを進めるよう促すことが重要です。