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スペイン内閣、移民・庇護制度改革の法案案を承認

9月 15, 2026
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スペイン内閣、移民・庇護制度改革の法案案を承認
スペイン政府は9月14日の閣議で、移民・庇護制度を根本的に刷新する待望の2つの法案案を承認しました。移民法専門のTradelexによると、政府は2009年の庇護法を部分的な改正ではなく全面的に置き換える方針を採用。これは、同法が時代遅れであり、昨年6月に発効したEUの移民・庇護パクト(PEMA)に合致していないためです。主な新制度として、3か月の迅速手続き、脆弱な申請者への保護強化、性別や障害に基づく迫害の法的明文化が挙げられます。

関連するもう一つの法案は、外国人の権利と自由に関する基本法の一部改正を含み、PEMAの必須「スクリーニング」段階(医療検査、脆弱性評価、生体認証、セキュリティチェック)を導入します。ただし、スペインの拘留期間は最大72時間(裁判所命令でのみ延長可能)にとどめ、EUの7日間上限より短く設定しています。また、不法入国者で保護対象外の者に対しては、12週間の迅速な国境送還手続きを設け、適正手続きの保証と迅速な送還のバランスを図っています。

スペイン内閣、移民・庇護制度改革の法案案を承認


企業にとっては、外国人労働者の就労開始時期が明確化される点が注目されます。新庇護法では、申請手続きの早期段階で就労許可が認められ、ITや医療分野などの人材不足緩和に寄与する可能性があります。一方で、HR部門は新たな書類ルールや更新された生体認証付き居住カード、申請者とのデジタルコミュニケーションの導入に伴い、入社手続きの見直しが必要です。

これらの法案は現在、議会に送付されており、少数与党は地域政党や野党との支持獲得に向けて交渉を進める見込みです。複数のEU規則の国内移行期限が2027年6月に迫る中、迅速な立法スケジュールが予想されます。スペインへの人材移動を行う企業は、移行シナリオを検討し、特に迅速な決定期限や国境での脆弱性評価に伴う新たなコンプライアンスコストを見込んで予算計画を立てる必要があります。

実務的なポイントとしては、多国籍企業の人事移動プログラムは法案の進捗を注視し、標準業務手順の更新を早急に開始すべきです。採用担当者は、迅速な就労許可の恩恵を受ける一方で、厳格な初期審査や統合的な送還決定の可能性により、短期派遣の運用が複雑化する可能性があることに留意してください。
出典: Tradelex

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