
米国運輸省の航空消費者保護諮問委員会(ACPAC)は9月22日、ワシントンで2日間の公開会議を開始し、すべての米国および外国航空会社が乗客に提示する義務がある「権利を知る」一枚紙の最終テンプレートの策定に取り組んだ。この要件は2018年のFAA再認可法第429条に基づき、2024年の再認可で強化されたもので、遅延、欠航、手荷物の取り扱いミス、オーバーブッキング、ターミナルでの足止め、家族席の保証に関する補償とケア義務をわかりやすく明示することを航空会社に求めている。開会の挨拶で運輸省関係者は、年内に最終基準を公表し、航空会社に6か月の準備期間を与える方針を示した。消費者団体は返金権利の強調表示を求める一方、業界代表はコードシェア便での国際的な規制の違いが混乱を招く可能性を指摘した。委員会はまた、定時運航率や家族席料金で航空会社を評価する顧客サービスダッシュボードの進捗状況や空港でのポスター掲示義務についても検討した。企業のモビリティプログラムにおいては、統一された権利通知が従業員への説明や優先航空会社契約のRFP基準を簡素化する見込みだ。ケア義務チームは最終テンプレートを活用し、旅行者向け研修資料の更新や旅行管理会社のチャットボットによる返金適格情報の自動取得を進めるべきだ。小規模航空会社が遵守しない場合、運輸省からの民事罰が科され、二次市場での路線選択肢が制限される可能性がある。ACPACは9月23日に再度会合を開き、その後、最終規則制定のためピート・ブティジェッジ運輸長官に勧告を提出する。関係者は10月6日までにregulations.govのドケット番号DOT-OST-2024-0053を通じて書面で意見を提出できる。