
フィンランドの公共雇用ポータル「Työmarkkinatori」は10月5日、年次イベント「Work in Lapland – European Job Days」が、今年は国内応募者が多く冬季の求人が埋まったにもかかわらず、31のEURES加盟国から合計1,625名の登録者を集めたと報告しました。9月2日に開催されたこのバーチャルフェアでは、ロヴァニエミ、レヴィ、ユッラスなど北部リゾートの観光・ホスピタリティ業界14社が121の求人を掲載しました。主催者によると、多言語対応スタッフの需要が高く、特にフランス語とドイツ語話者が優先されており、旅行会社は大陸からの訪問者をターゲットにしています。3日間の採用期間中に行われたオンライン面接は20件で、昨年の33件から減少。これはフィンランドの経済がやや鈍化し、小売業の解雇により地元の求職者が増えたことを反映しています。それでも、ラップランドは12月から3月のピークシーズンに外国人季節労働者に依存している状況です。多くの応募者は、南ヨーロッパでの夏季勤務を終えたカップルで、EUの自由移動が促す循環的な移動パターンを示しています。採用担当者はEU市民向けの滞在許可手続きの簡素化を強調する一方、非EU応募者にはシェンゲン協定の短期滞在規則により、フィンランドの季節労働許可を取得しない限り90日間の就労制限があることを注意喚起しました。旅行会社にとっては、2027年冬の採用を早めに開始し、スペインやイタリアなど言語スキルを持つ候補者が多い地域での広報を強化すべきとの示唆となっています。移動支援担当者は、ラップランドの賃貸市場がすでに逼迫しているため、住居手配に余裕を持った予算計画を推奨しています。第10回「Work in Lapland」は来年9月に開催予定で、主催者は北極圏上の生活環境をより具体的に伝えるため、リゾート地のライブビデオツアーを試験導入する計画です。