
英国のスキルドワーカールートを利用する雇用主は、過去12か月間で前例のない一連の規則変更に直面しています。移民データプラットフォーム「MyVisaJobs」が2026年6月23日に発表した包括的なまとめによると、すでに施行されている6つの主要な改革と、現在協議中の2つの改革が明らかになりました。まず注目すべき数字は、一般的な給与基準が38,700ポンドから41,700ポンドに引き上げられ、「新規参入者」向けの割引基準も33,400ポンドに上昇したことです。スキルレベルは規制資格フレームワーク(RQF)レベル6に引き上げられ、これによりシニアケアワーカーやレストランマネージャーなど約180の職種がスポンサー資格から除外されました。また、今年1月以降、申請者はCEFRのB2レベルの英語能力を証明する必要があり、以前より1段階高くなっています。費用も増加しています。移民技能料は12月に32%上昇し、ビザ料金も4月に6~7%引き上げられました。記事によると、大手雇用主の3年間のスポンサーシップにかかる政府手数料だけで、昨年より1,180ポンド多くなっています。HRチームにとって最も懸念されるのは、取り締まりの強化です。内務省のデータによると、2026年第1四半期のスポンサーライセンス取り消し件数は3倍に増加し、特に介護とホスピタリティ業界が大きな影響を受けています。ライセンスを失うと、スポンサーされた労働者には60日間の短縮通知が送られ、迅速な再配置や退職を余儀なくされます。今後予定されているのは、永住権取得のための資格期間を10年に倍増する提案(高所得者には例外あり)と、賃金基準の算出を25パーセンタイルから50パーセンタイルに引き上げる案で、多くの職種コードの基準がさらに厳しくなります。これらの協議は今年初めに終了し、2026年後半に変更内容の発表が見込まれています。対応策としては、新しい基準(41,700ポンド/B2レベル/RQF6)に基づき全スポンサー職種の監査を行い、2027年の予算に増加した移民技能料と手数料を織り込むこと、そしてスポンサーライセンスが停止された場合の緊急対応計画を策定することが求められます。早めに給与引き上げの交渉を始めることで、来年夏の延長申請時の慌ただしい再交渉を避けられるでしょう。
出典: MyVisaJobs