
2026年5月5日に発行された会員向け速報で、カナダ自動車産業協会(AIAカナダ)は、2027年までにカナダの一時滞在者比率を5%未満に抑えることを目指す、オタワの改訂版一時外国人労働者(TFW)政策の詳細を発表しました。この新方針では、都市部の低賃金TFWポジションに対する地域別上限を厳格化し、企業の労働力に占める割合を20%から10%に引き下げる一方で、指定された農村部や小規模コミュニティの雇用主は対象外としています。トロント、バンクーバー、カルガリー、モントリオール、オタワの雇用主は、広告掲載の要件が強化され、カナダ人労働者の定着計画の充実を示す必要があります。一方、人口5万人未満の地域の企業は、地域の労働力開発協定に参加する条件で、従来の20%上限で低賃金ストリームを利用し続けることが可能です。速報では、2022年4月に導入されたCOVID関連の柔軟措置(30日間のLMIA処理基準や週40時間の労働時間制限の免除)が2026年6月30日に終了し、更新されないことも明らかにされました。これにより、雇用主はより長い準備期間と厳格な賃金均衡評価を見込む必要があります。AIAカナダは、この政策変更が長期の一時労働者を永住権取得へ移行させる重要性を強調するとともに、会員に対し新たな国内労働者イニシアチブに基づくTFW名簿の監査や、技能職向けに言語要件が緩和された州指名プログラムの活用を促しています。グローバルモビリティマネージャーにとっては、都市部での規制強化と農村部での緩和という二面作戦により、労働力計画をより地域特化型にする必要があります。複数拠点を持つ企業は、新たな都市部の上限を超えずに外国人材の確保を続けるため、特定の機能を対象地域へ移転することも検討されるでしょう。
出典: AIA Canada