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ファルネジーナ、世界領事会議を開幕 在外イタリア人向けデジタルサービスのロードマップを発表

6月 13, 2026
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ファルネジーナ、世界領事会議を開幕 在外イタリア人向けデジタルサービスのロードマップを発表
ローマのファルネジーナにある壮麗な国際会議室は今朝、外交官たちの活気に満ちていました。アン東ニオ・タヤーニ外相とマッテオ・ピアンテドージ内相が2日間にわたるイタリア領事会議の開幕を宣言したのです。これはパンデミック前以来初めての、イタリア172の領事館長が一堂に会する対面式の会合であり、世界中で登録されたイタリア人が700万人を超える今、重要な節目となっています。

今回の会議の中心はサービスの革新でした。すでに270万人が利用しているパスポート更新や出生登録のオンラインポータル「Fast-IT」を基盤に、外務省は年内に専用のモバイルアプリをリリースすると発表。スマートフォンでの生体認証によるパスポート更新や、ビザ予約枠のプッシュ通知が可能になります。内務省はEU内で移転するイタリア人が領事館に行かずに居住地情報を更新できる「ワンクリックAIRE転送」の試行を開始。また、ポステ・イタリアーネは30の大使館に安全なドロップボックスを設置し、新しい電子身分証明書を対面受け取りではなく宅配で届ける仕組みを導入します。

ファルネジーナ、世界領事会議を開幕 在外イタリア人向けデジタルサービスのロードマップを発表


海外で大規模なイタリア人労働者を抱える企業にとって、これらの改善は扶養家族の書類取得のリードタイム短縮や、緊急の領事館訪問回数の減少を意味し、モビリティプログラムのコスト削減につながります。会議のスポンサーであるITAエアウェイズは、Fast-ITのAPIを予約システムに統合し、パスポートの有効期限が6か月以内の乗客にリアルタイムで更新案内と予約リンクを送る予定です。

技術面だけでなく、会議では申請の遅延解消も議論されました。ロンドンとブエノスアイレスの領事館では、血統による市民権申請の平均待機期間がそれぞれ36か月、28か月に及んでいます。新たな「ハブ&スポーク」処理モデルでは、申請が集中する拠点からリガなど需要の少ない地域のバックオフィスに業務を分散させます。さらに、ニューヨークやサンパウロを含む10の大型領事館で四半期に一度、土曜日の開館を導入する計画も示されました。

セルジオ・マッタレッラ大統領は代表者に宛てたメッセージで、効率的な領事サービスはイタリアの経済外交を支える「戦略的資産」であると強調しました。世界中を移動する市民や人事部門にとっての結論は明快です。デジタルによるセルフサービスは試験段階を終え、本格稼働へと移行しつつあり、領事館前で夜明けから並ぶ時代はついに終わりを迎えようとしています。
出典: Corriere dell’Economia / Farnesina press note

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