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EU入出国管理システム稼働開始―ドイツの空港で3時間待ちの長蛇の列報告

4月 15, 2026
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EU入出国管理システム稼働開始―ドイツの空港で3時間待ちの長蛇の列報告
欧州連合(EU)の長らく延期されていた入出国管理システム(EES)は、2026年4月10日に試験運用から本格稼働へ移行し、非EU旅行者全員のパスポートスタンプをデジタル化しました。初週末には、フランクフルト、ミュンヘン、ベルリンで最大3時間の行列が発生し、乗客は指紋と顔認証のための生体認証キオスクに誘導され、その後パスポート審査へ進む流れとなりました。航空会社の推計では、4月12日から13日にかけて最大8%の旅行者が乗り継ぎに遅れたと報告されています。ドイツ連邦警察(Bundespolizei)は、追加の警官を配置して処理能力が向上しているとしつつも、フランクフルト空港だけで4,200件の「データ不一致」が検出され、手動による二次審査が必要になったことを認めています。航空業界団体ADVは、キオスクの増設がなければ「夏の容量不足」が懸念されるとして、出発の少なくとも4時間前の到着を推奨しています。現在、ビジネスクラスのファストトラックレーンはキオスクを迂回していますが、6月までに統合される予定です。ドイツにスタッフを異動させる企業にとって最大の変化は、シェンゲン滞在日数の自動カウントであり、90日/180日ルールを超えると入国が拒否されます。人事部門はEUプロジェクトを巡回するコンサルタントの滞在日数を厳密に管理し、誤って超過滞在し再入国禁止となる事態を避ける必要があります。航空会社も、生体認証登録に失敗した乗客を搭乗させた場合、1人あたり2,000ユーロの罰金が科されます。EESはETIAS渡航認証の前提条件であり、ETIASは2026年11月の導入が予定されています。旅行管理会社は、顧客に対し初回入国時にスタッフの生体認証情報を収集し、頻繁に乗り継ぐ旅行者には接続時間が長くなることを周知するよう促しています。初期の混乱はあるものの、当局はシステムが不正を減らし、データベースが完全に整備されれば最終的に通過時間が短縮されると強調しています。業界団体はベルリンに対し、空港のハードウェア更新を加速するための税制優遇措置を求めており、これがなければドイツはすでにシームレスな生体認証サービスを提供するイスタンブールやドーハなどのハブ空港に乗り継ぎ客を奪われるリスクがあります。
出典: Euronews

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